部下がメンタル不調かもと思ったら選ぶ5つの道

前回ご紹介したチェックリスト
「部下のメンタル不調に気づくポイント」はいかがでしたか?

ありそうでなかった!部下のメンタル不調にはやく気づくためのチェックリスト!

チェックリストを使用し
あれ?もしかして○○さん、メンタル不調かも?!
と思ったら、あなたはどうしますか?

 

あなたの前にある5つの道

 

部下がメンタル不調かもしれないと思ったあなたの前には5つの道があります

 

  1. 様子を見る
  2. 本人と面談する
  3. 本人に受診や相談を促す
  4. 自分が上長・人事・医療職に相談する
  5. 自分で具体策をとる

スケッチ1

1.様子を見る

 

チェックポイントも数個しかなく
チェック項目が主観的な項目ばかりな場合
ちょっと様子を見るということがありますよね

 

でもこの「ちょっと」がくせもの
時間とともにメンタル不調が
悪化してしまう場合があります。

 

期間を決め、いつまで様子を見るか
はっきりさせておくことが大切です。

 

2.本人と面談する

 

本人に直接様子を聞くということ

 

当然と言えば当然の行動ですが
うまくいかないことが多いんです。

 

というのも、残念ですが、
メンタル不調の原因が
上司そのものというケースも多いからです。

 

また高いコミュニケーション技術を必要とするため
本心を聞くのが難しいこともあります。

 

3.本人に受診や相談を促す

 

医療職の存在が定着している会社では
医療職に相談を促すことは
比較的やりやすいことだと思います。

 

しかし、医療職がいない職場などでは
多くの場合、受診を促すことになるため

 

まだまだ心療内科などのハードルが高い日本では
「病院へ行った方がいい」と伝えることに
抵抗感がある方が多いようです。

 

4.自分が上長・人事・医療職に相談する

 

一番お勧めの道です

 

なぜかというと
この項目は唯一、部下のメンタル不調を
上司が一人で抱え込まなくて済む方法だからです。

 

おおっぴらに相談してよい内容ではありませんが
相談することで多角的に見ることができ
その対応についてもより良い方法を
見つけることができます。

 

5.自分で具体策をとる

 

長時間残業などが明らかな場合は
まずは仕事量をマネジメントして
残業を減らしたりするのは効果的かもしれません。

 

でもこの方法
間違った分析や対策をとる可能性が大きく
あまりお勧めできません。

 

お勧めの道は?

 

私個人としては

①様子を見る
②本人と面談する

↓場合によって③もしくは④

③本人に受診や相談を促す
④上長・人事・医療職に相談する

本人や上長、人事、医療職と相談した結果の具体策をとる

 

この流れが、本来スムーズだと思います。
でもこれができるのは、かなり
メンタルヘルスマネジメントにたけている上司

 

たいていは①か⑤を選択してしまいがち

 

実は、メンタル不調の部下をかかえる
直属の上司って、その方自身が
メンタル不調になっている方
本当に多いんです!

 

理由は様々ですが
その一つがメンタル不調の部下の対応を
一人で抱え込んでしまうことがあります

 

だから、上司自身がメンタル不調にならないためにも
自分で何とかする!ではなく
④の上長・人事・医療職に相談してほしいと思います。

 

つまり、相談される可能性のある
上長・人事の方はメンタルヘルスマネジメントについて正しい知識を持ち
相談された際、適切なアドバイスができるよう準備していなければならないんです!

 

まとめ

いかがでしたか?
あなたはどの道を選びますか?
上司だって人間…一人で抱え込まず、誰かに相談しながら部下のメンタル不調に対応していくことが大切です。

 

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