ありそうでなかった!部下のメンタル不調にはやく気づくためのチェックリスト!

本にもネットにも「早く部下のメンタル不調に気づき、早期介入することが大切です!」って書かれています。

 

うん、うん、そうですよ。
おっしゃる通り

 

でも…これ…
むちゃくちゃ抽象的過ぎて
どうすりゃ良いんじゃい?!

 

と思いませんか?

 

だから今回は、実践レベルに落とし込んだ
「メンタル不調にはやく気づくためのチェックリスト」
のご紹介と活用方法についてご説明していきます。

 

 

メンタル不調に気づくための最低条件

 

それは、部下(同僚)の
ふだんの状態を知っていること

 

あは~当然すぎて笑えちゃいますね。
でも実際、多くの方は
あまり把握していないんです。

 

私が産業保健師として企業に伺うと
挨拶すらする習慣のない会社が多い!

 

してるよ~それくらい~

 

本当にそういえますか?
どんなふうに挨拶していますか?

 

とりあえず会社についたら
自席のPC見つめながら
まっしぐらに歩いて行き
ボソッとあいさつしていませんか?

 

目を見てあいさつする
習慣のある会社は本当に少ないです。

 

そんな職場で部下のふだんの状態を
把握している上司がどれだけいるでしょうか?

 

 

明日、会社に行ったら、
誰かの目を見てあいさつしてみてくださいね。

 

メンタル不調にはやく気づくためのチェックリスト

 

挨拶をかわきりに
コミュニケーションを上手にとり
(↑また別の機会に)

 

部下のふだんの状態を把握できたとします

 

ではどんな変化があったら
要注意なのでしょうか?

チェックリスト

 

上司(もしくは同僚)から見て
おかしいかなと思う26の視点です。

 

いかがですか?

 

私のところに来る相談の多くは
勤怠に影響が出たときが多いです。

 

きっと客観的にわかりやすいし
マネジメントをしなければならない
上司にとって問題を感じるからだと思います。

 

でも、それ以外にも25もの視点があります。

 

何個以上でレッドゾーンというのはありませんが
1つでもあったなら
何かしらの対応をとったほうがよいと思います。

 

ただし、最後の「死にたい」
という発言があるときは
迷うことなく人事や医療職に相談し
医療機関につないでいく必要があります。

 

(基本的には本人の了承を得てからがベターですが
不可な場合は、安全を最優先とすることがあります)

 

何かしらの対応とは?

 

  1. 様子を見る
  2. 本人と面談する
  3. 本人に受診や医療職への相談を勧める
  4. 上司が対応について上長・人事・医療職に相談する
  5. 上司が具体的対策をとる

 

これらがあります。

 

まずは部下(同僚)の異変に気付くことから
始めていきましょう!

➡つづき

部下がメンタル不調かもと思ったら選ぶ5つの道

 

まとめ

 

部下(同僚)のメンタル不調に気が付くための最低条件は、「ふだんの状態を把握しておくこと」
チェックリストを用い、チェックが付くようであれば、何かしら対策をとる
希死念慮がある場合は、一人で抱え込まず、人事・医療職に相談しながら受診につなげる。

 

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