メンタル不調!休職!復職!上司だって悩んでる!Part1

 

今年は平成31年
平成生まれの最高齢は31歳

 

私は今のところ
平成生まれの課長・部長を見たことがありません

 

業種によってはいらっしゃるかもしれませんが…

 

そうつまり
上司と言われる人の多くが
「昭和」生まれ

 

平成生まれや昭和終わりの生まれの人には
「ザ・昭和」の理解は難しいかもしれませんね

 

「昭和」も「平成」も統括しなければならない
人事の方も相当なご苦労があることと思います

 

「昭和」上司の気質

年号

「昭和」を一くくりにしてはいけないと思いますが
代表的な「昭和」上司の思考をお伝えします

 

  • 根性で仕事はこなすものだ
  • 仕事に感情を持ち込むな
  • やる気がないのは怠けている証拠
  • 結果がすべて
  • 心が弱いから凹むんだ
  • 好き嫌いで仕事をするな
  • メンタル不調は自己責任
  • 仕事はつらくて大変なものだ
  • 飲みにケーションは重要だ
  • 上司の命令は絶対だ/口答えは許されない

 

いかがですか?

 

ドキッとした方いらっしゃいませんか?

 

これって実は上司だけじゃなくて
メンタル不調者の方の多くにも当てはまる性質

 

そうあるべきだと思うのに
そうなれない自分を責めて
負のスパイラルに落ち込む方も多いんです

 

メンタル不調に対する上司の本音

 

なんとなく
「昭和」気質上司の性質が
つかめましたでしょうか?

 

もちろん
「昭和」生まれでも
「昭和」気質でない人はいますよ

 

でも特に中小企業には
「昭和」気質上司は多い印象です

 

「昭和」気質上司はそもそも
メンタル不調というもの自体が意味不明です

 

だって気合と根性で幾度となく試練を乗り越え
今のポストにいるわけですから

 

メンタル不調になったら負け・終わり
という感覚があります

 

「それは違う!」と声を上げても
どうにもなりません

 

とりあえずここは静観して読み進めましょう(笑)

 

そんな「昭和」気質上司は
メンタル不調者やその復職について

 

  • 会社は甘い
  • オレの評価に響くだろう
  • 正直、面倒くさい
  • 部署の空気感が悪くなるだろう

 

という思いを思っています。

 

これは実際に様々な会社で面談を行い
多くの上司の方々が口にされていたことです。

 

えっ?そんなこと言うの?

 

はい…言います…

 

「昭和」気質上司は基本
自分が正しいと思っていますから
その思いを口にします

 

でもね…
こういう思いがあっても
上司はやっぱり百戦錬磨を勝ち抜いてきた方々

 

自分はどうすればよいか?
ということも素直に質問してきます

 

メンタル不調を理解することも
受け入れることもできないかもしれませんが
一生懸命、対応していこうとしているんです

 

あっ!でも中には
自分の「昭和」気質をつきつけ
突っ走る人もいますよ

 

でもね
そういうひとは
パワハラ人事に目をつけられたり

 

部署のメンタル不調者続出で
人事評価が下がったり

 

マネジメント力がないと
部下からの信頼を失ったりします

 

上司の悩み

 

「昭和」気質上司は自分の思いがあっても
組織の一員として
会社や現代の風潮を
受け入れていかなければなりません

 

それを知っている上司は

  • 本を読む
  • 会社の医療職に相談する
  • メンタル不調者の復職対応の事例を聞く

 

など具体的な行動をとります

 

そう、上司だって
メンタル不調者や復職者の対応に悩んでいるんです。

 

 

人はメンタル不調になると
どうしても自分のことしか
見えなくなってしまいます

 

会社のせいでメンタル不調になったんだ!
という思いがあると
会社が何とかするのが当然だろう!
と思いがち

 

でも上司だって人間
いろんな思いがあって
上司なりに頑張っているんです

 

ついつい批判的に見がちになってしまいますが
あなた最終目標は
「能力を十分に発揮して働き、お給料をもらうこと」

 

上司の最終目標は
「能力を発揮してもらい、成果を上げてもらうこと」

 

着地点は一緒なわけです

 

だったらお互い、いがみ合うのではなく
歩み寄りながらベクトルを合わせていきたいですね

 

少し長くなりましたので
具体的な医療職への上司の質問とその回答については
次回掲載していきたいと思います。

メンタル不調!休職!復職!上司だって悩んでる!Part2

メンタル不調!休職!復職!上司だって悩んでる!Part3

まとめ

 

「昭和」気質上司はメンタル不調を理解することも受け入れることもできないかもしれないが、一生懸命対応していこうとしている。

上司とメンタル不調者の目標の着地点は同じであり、ベクトルの向きを合わせていく必要がある。

 

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